ドイツの工房で最高品質のクラリネットを作っているセゲルケのベルです。 ジョイントはカーボンファイバーのリングで補強してあり、ベルの底はフラットに削ってあります。 正面に下記の刻印があります。 B Schwenk & Seggelke Bamberg (さいしょのBは「B♭管用」の意味かと思いますがA管にも合います) 過去に他の出品者さんの説明で読んだところでは「サイズはビュッフェ・クランポン、YAMAHAのほとんどのモデルに適合します。 R13やRCなど中堅クラスのモデルに装着すると、響きがより豊かになったように聴こえました。 トスカ、ディヴィンヌに装着すると純正ベルとは少し違ったセゲルケらしい響きになって、音色の違いを楽しめます」とのことです。 私自身はセルマーの10GやSignitureで少しだけゆるいのでコルクを太らせるように薄いシールテープを1，2周巻いて合わせていました。 最高品質のグラナディラ材から作られており、写真では伝わりにくいですが木目も加工も大変美麗、割れ等もありません。 一度人の手に渡ったもので新品同様とはいきませんが、とくに目立った傷や欠け等もなく、新品6〜8万円くらいの商品(円安・コロナでさらに高騰・希少化？)かと思うので、ご検討いただければ幸いです。バックーンMOBA等ベル交換を楽しまれている方や20万円オーバーくらいの本体なら音色への貢献度に見合う価格かと思います。 セルマー純正ベルと比べると少し軽い(でも最上質の)グラナディラか、木取りを気持ち薄くした印象です。私自身がセゲルケの厚めで重いバレルも愛用しているのですが、リペアマンに聞いた話では、バレル>本体>ベルの順に、比重の軽い材のパーツにしていくセッティングは音がまとめやすかったり遠達性が出たり、ひとつの理想的なセオリーらしいです。セゲルケ社の設計思想がうかがえます。 ご不明点はコメントでわかる範囲でお答えします(○○モデルに合うか？というご質問は上記以外わかりかねます、すみません)。お値下げについては徐々に行いますが、ご予算あればお知らせください。 コロナで思う存分吹けない日々ですが、セッティング見直しがクラ奏者さんの気分転換・現状打破の一助となれば幸いです。 Buffet Crampon Yamaha Selmer Tosca Divine Baccun